食事として親しまれる一品

フランスの薄く焼いたパンケーキ、ガレット

スイーツ系だけでなく食事系のメニュー

大人気の日本のパンケーキ専門店でも、食事系のメニューは提供されていますが、いまだにほとんどの人は、生クリームやコンフィチュール、旬のフルーツがたっぷりと添えられたスイーツ系のパンケーキをイメージし、好んで食べているのではないでしょうか。

しかし、海外ではそもそも食事として食べる方が一般的であり、その種類や食べ方も豊富なのです。
例えば中国や台湾では、刻んだネギを生地にまぜて焼いた、甘くない「葱油餅」がおやつとしても食事としても親しまれています。

北欧のフィンランドでは、ほうれん草を生地にたっぷりとまぜ込んだミニクレープが子供たちに人気です。
これにはリンゴンベリーのジャムをかけて食べるのが定番ですが、甘いおやつではなく、食事として食べられるものです。

アメリカやカナダなどでは、ベーキングパウダーや重曹を入れ、ふわふわに焼きあげたパンケーキに、バターとハチミツやメープルシロップをたっぷりかけて食べるのがお決まりですが、これも朝食として食べられることが多いのです。

日本でも提供している店が増えてきた、フランスの「ガレット」は、チーズやハム、卵などと一緒に食べられますし、ロシアの「ブリヌイ」はサーモンやキャビアなどと食べられることが多いため、これも食事系パンケーキだと言えるでしょう。

また、ブリヌイはフィンランドなどでも食べられていますが、こちらではサワークリームと共にさまざまな魚介類がトッピングされるなど、少々アレンジが加えられています。

「世界一の朝食」として有名になった、オーストラリアのレストラン「bills」で提供されているパンケーキは、リコッタチーズを生地にまぜ込んだシンプルなものですが、世界中のセレブから絶賛される一品です。

ドイツの「ダッチベイビー」はスキレットで焼かれた生地の中央に、ソーセージや卵、チーズなどのさまざまなミールをのせて食べるのが人気です。

もちろん、上記の国々でも、甘酸っぱいフルーツやホイップクリーム、甘いジャムや粉砂糖といったものをかけて楽しむこともありますが、世界では食事のメニューとしてパンケーキを食べている人が多いのです。

日本の専門店でも、今では様々な食事系メニューが提供されているので、まだ甘いものしか食べたことがない人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

きっと、スイーツとは違う楽しみ方、新鮮な感動を見つけることができるでしょう。