世界で愛されるパンケーキ

世界のパンケーキ

日本独自に進化したもの

近年、日本で大ブームのふわふわの分厚いパンケーキは、アメリカ発祥のものが日本独自に進化したものだと言えるでしょう。
日本ではチョコレートやアイス、ホイップクリームなどをたっぷり添えて食べるのが人気ですが、ハワイなどでは、分厚くふわふわに焼きあげたものにココナッツやマカダミアナッツでできたソースなどをかけて食べるのが定番です。

もちろん南国のフルーツが採れる土地でもあるので、新鮮なフルーツが添えられることも多いでしょう。

同じく厚みのあるパンケーキというと、イギリスの「クランペット」もあります。
こちらはイーストを使って発酵させてから焼きあげているので、どちらかというとパンに近いものですが、卵が使われていないため、「ふわふわ」ではなく「もちもち」とした食感です。

逆に生地を薄く焼いたパンケーキ

世界には、韓国でよく食べられている「チヂミ」のように、小麦粉の生地を薄く焼いた料理が多く存在します。
日本でも若い女性たちから好まれているフランスの「ガレット」は卵や野菜を添えて食べるものが人気ですが、小麦粉を使ったものとそば粉やジャガイモの千切りを使ったものがあります。

「パンケーキ」と聞くと今流行りのスイーツを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、世界にはたこ焼きみたいにひと口サイズに焼いたもの、ちぎりパンやドーナッツのように、小さく焼いた生地にソースやシロップをかけて食べるものまで様々な「パンケーキ」が存在します。

「所変われば品変わる」と言われますが、国が変わればもちろん、「パンケーキ」でもまったく違うスタイルになるものです。

そして、そのどれも、その国の人々から長く親しまれ、愛され続けているのです。
家庭で焼くものと、今人気のお店のものとは少々違いますが、日本でも長い間、手軽なスイーツとして、また軽食としてパンケーキは人々から愛されてきた料理です。

専門店がこれだけ増えたのも、薄いものから分厚いものまで、さまざまなタイプのパンケーキが提供されているのも、広い世代から親しまれているからでしょう。

日本には世界各地のパンケーキが食べられるお店もあるので、まだ日本のパンケーキ以外を味わった経験がない人は、一度食べに行ってみてはいかがでしょうか。
今まで知らなかった未知の味との出会いや新しいおいしさの発見、もしかすると日本で流行っているものよりもずっと自分好みの一品に出会えるかもしれません。

ある意味、世界を冒険するようなワクワク感が得られるでしょう。