国によって多種多様

ミール系のパンケーキ

定番の食事メニュー

日本ではスイーツというイメージが強いパンケーキですが、海外では「すぐに食べることができる手軽な食事」として定番なのです。
しかし、アメリカ・ヨーロッパの映画やテレビドラマなどでは、登場人物がパンケーキを食べるシーンが出てきますが、ほとんどがおやつやスイーツとしてではなく食事として登場しています。

日本のスイーツ店でも「ミールメニュー」としてスクランブルエッグやソーセージ、ベーコンと共に提供されることが増えてきましたが、今でも日本の人々からは「スイーツメニュー」として扱われることの方が圧倒的に多いでしょう。

日本で流行っているものの特徴といえばまず挙げられるのは「厚さ」です。
日本でブームの火つけ役となった人気店「幸せのパンケーキ」で提供されているような、ふわふわ食感の分厚いスフレタイプの一品は、ある意味日本独自で進化したものなのです。

今でこそ、分厚く柔らかく焼き上げられたパンケーキは海外でもスイーツとして提供されることが多くなりましたが、ヨーロッパの方では生地を厚くして焼くことはあまりなく、薄いものが主流になります。中にはクレープのように薄く生地を伸ばして焼くものも少なくありません。

ドイツではスキレットに流し込んだ生地をオーブンでじっくり焼いた「ダッチベイビー」というパンケーキが定番です。
縁はカリカリと香ばしく、生地の中はもっちりとした食感で、粉砂糖をかけたり、フルーツをのせたりして食べるもので、アメリカなどでも人気です。

フランスではそば粉で作ったものはガレットと呼ばれています。

オーストラリアやオランダのものは、一見するとちぎりパンやたこ焼きに見えますが、地元では昔ながらのパンケーキとして人々から愛されています。

国によって、小麦粉やそば粉や米粉、使われる原材料も、粉砂糖やフルーツから生野菜やチーズ、ホワイトソースまでトッピングもバラバラです。

日本で流行っているものと多少違っているからといって、「これはパンケーキじゃない」と否定することは誰にもできません。
それぞれの国の人々にとってはどれも自分達の文化に根付いた大切な一品であり、紛れもなく愛すべき「パンケーキ」なのです。

まだ、日本の流行りのパンケーキしか食べたことがない人は、上記を参考に一度、世界のパンケーキたちを食べてみてはいかがでしょうか。

もしかすると、今まで知らなかったお気に入りを見つけることができるかもしれませんよ。