世界のパンケーキに触れる

キャビアを乗せたロシアのパンケーキ、シルニキ

「パンケーキ」のバリエーション

世界には、まだ日本ではあまり知られていない「パンケーキ」のバリエーションが多々あります。

フランスの「ガレット」ドイツの「ダッチベイビー」などは最近、日本でもよく知られるようになってきましたが、その他の多くの国で親しまれているパンケーキとなると、現在はその国に行かなければ知ることも食べることもないでしょう。

しかし、日本で食べられる店がなくても、動画サイトなどで「pancake」などと単語を入れて検索すれば、自分でも作れそうな、世界中のパンケーキの紹介動画や実際に作っているところを撮影したレシピ動画などを見ることができます。

アメリカで人気の「レインボーパンケーキ」は、文字通り七色の生地で焼きあげたパンケーキで、色使いも美しく、バースデーやお祝い事などの場の華やかなケーキとしてピッタリの一品です。

個人でりっぱなホールケーキを用意するのは難しいですが、薄く焼いたパンケーキを重ね、ホイップクリームやフルーツ、チョコレートチップなどで飾れば、見た目もにぎやかで子供たちが喜ぶケーキが完成します。
パーティーをする文化が根付いているアメリカでは、お祝い事にはステキなケーキが欠かせない存在であり、身近なものなのです。

他の国の「パンケーキ」

アメリカはさておき、ロシアやオーストラリア、モロッコなどではどのような「パンケーキ」が食べられているかご存知でしょうか。

フランスの植民地だった歴史のあるモロッコでは、薄く焼きあげたパンケーキを畳んで、ジャムやバターと一緒に「クレープ」のように楽しみます。

ロシアの「シルニキ」は生地にフレッシュチーズを混ぜて焼いたもので、ベリーのジャムとヨーグルトなどを併せたソースで食べるのが定番です。
ひと口大のコロンとした見た目は、添えられたジャムやソースを楽しめるように考えられたサイズなのです。

オーストラリアの「カイザーシュマーレン」というパンケーキは、フライパンになみなみと生地を注いで焼くのが特徴です。
「そんなに大量に入れるとひっくり返せないのではと思われるでしょうが、そもそもこれはひっくり返して焼くのではなく、スクランブルエッグのように焼きながらかき混ぜ、最終的に適当なサイズに焼きあがれば完成なのです。

やわらかい部分と、焦げてカリカリになっている部分を楽しむことができます。

他にもまだ日本では味わえない「パンケーキ」は世界中に存在します。
国の数だけ種類はあると言っても過言ではないのかもしれませんね。